徳島のホーム開幕戦となる3月8日(第2節)C大阪戦のチケットが8日に発売され、わずか約10分で全席完売していたことが10日、分かった。

 本拠地鳴門大塚は現在、バックスタンドの一部が改修中で収容人数約1万2000人。今季はシーズンチケット購入者が約7000人おり、一般発売されたのはスポンサー席をのぞく数千枚。地元でのJ1開幕戦に加え、11年まで徳島でプレーしていたFW柿谷や新加入FWフォルランが所属する注目度の高いC大阪が相手ということも、チケット争奪戦に拍車をかけたようだ。

 J2だった昨年のG大阪戦並みの速さでの完売だといい、関係者は「J1に昇格したことで、多くの方に関心を持っていただいた。C大阪サポーターにとっても近い距離だったことが、即日完売につながったと思う」と話した。